広島経済レポート|広島の経営者・企業向けビジネス週刊誌|発行:広島経済研究所

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ウェブ制作のブロードアーツ 新会社で企業向けAI支援
未来予測士の友村氏ら専門家が参画

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ウェブ制作などのBroad Arts(ブロードアーツ、東区牛田東)松本明久社長は5月13日、未来予測士として活動するミジンコ(呉市)友村晋社長らと、AI導入支援の(株)リライトシステムズを設立した。他にAIコンサルタントなど4人の立ち上げメンバーを抱え、クライアント企業の業務フローや判断基準を学習し機能する「バーチャルAI社員」を企画開発。まずは年商10~50億円規模の県内企業を主なターゲットに据える。
 ブロードアーツは2006年の設立来、ウェブ制作やデジタルマーケティングを手掛ける。近年は同分野でAIが急速に普及する中、松本社長が知見や人脈を生かせる領域として事業化した。例えばミジンコの友村社長は、生成AIなどの未来を予測するユーチューブチャンネルで17万人近い登録者を有し、年に50回以上の講演も実施。こうした活動を通じて主に営業面を担う。企画や実装といった工程では、東北大学大学院の地域イノベーションプロデューサー塾でAI経営の講師を務める安永智也氏などの専門家が協力する。    

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話題のお店を取材!
アニソンバーYOU&ME / 菊池 文明 マスター

アニメに詳しくなくても楽しめる「日本一ハードルの低いアニソンバー」を掲げ、J―POPやボーカロイド、特撮ソングなどにも対応する。昨年12月末にオープンした。
「県内では艦隊これくしょんの呉をはじめ、尾道や竹原など聖地と呼ばれる場所がありますが、広島市内を主舞台としたものは限られる。そのため他の都市に比べ盛り上がりが今一つです。会社の2次会などで、これまで周りに遠慮してアニソンを歌えなかった方々、ぜひお越しください」
 客層はアニメやゲームに熱中したことのある30~50代が中心で、外国人の来店も多い。月替わり課題曲の点数を競うカラオケ大会も実施。2時間飲み・歌い放題で3500円。ビールや焼酎、レモンサワーなどに加え、カクテルもそろえる。追加料金で各種ウイスキーやジンなども提供する。
「日本の作品は世界的な影響力があります。今後は当店で多様なイベントを開き、サブカルチャーをもっと身近な存在にしたい」

INFORMATION
  • ◆住所:中区流川町3-6 Rolliog流川2-4階
  • ◆電話:090-8061-4981
  • ◆営業時間:午後7時半~ラスト
  • ◆定休日:無休
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記者が注目する旬の話題
反転攻勢へ正念場

トランプ大統領は6月14日で80歳になる。バイデン前大統領の退任時年齢は82歳と61日。健康に問題がなければ、その歴代大統領の最高齢を更新する。
 就任早々、トランプ関税で日本企業に激震が走った。米国向け輸出を屋台骨とするマツダの前3月期決算は関税の影響が直撃し、1549億円もの営業利益を失った。前期比72%の減益。反転攻勢へ、いかに内需を取り込むか、今期最大の焦点となりそうだ。
 5月21日、3代目CX―5が国内でベールを脱いだ。初代は2012年の発売直後から大ヒット。リーマンショックに端を発する記録的な円高からマツダを救った。以降、17年に全面改良した2代目を含めて全世界で500万台以上を売り、自他共に認める看板商品へと成長。毛籠勝弘社長は、
「新型CX―5が今期の成長を担う。単なる主力車種ではなく、当社の収益モデルそのものを体現する存在。既に先行受注で手応えを感じつつあり、後は思い切って売っていくだけだ」
 自負と期待を込める。
 マツダは25~27年に1000億円の原価を減らす目標を設定。協業先や部品サプライヤーと取り組む〝協創〟の成果が詰まった一台という。佐賀尚人上席執行役員は、
「電子制御の新たな基盤を採用し、グーグルの地図案内や音声認識といった機能をマツダで初搭載。話しかけるだけで目的地設定やエアコンの温度調整、気分に合った音楽の再生ができる。この基盤の開発でトヨタ自動車らと知見を共有して効率化を図った。また車体の骨格に使う鋼板の調達では日本製鉄と3年来のタッグ。剛性を確保しながら重量を軽くしたり、輸送などのコストを削減したりした。まさに日本のものづくり力を結集した車といえる」
 国内では月販2000台を目指す。先代はガソリン2種とディーゼル、計3種類のエンジンを持っていたが、新型は排気量2.5リットルのガソリンエンジンに簡易ハイブリッドシステムを組み合わせた一本勝負。選択肢が3分の1になりながらも、25年度の実績と同等の台数を狙う。国内ブランドビジネス統括本部長の三浦忠理事は、
「時間がたち、新車効果が薄れることを踏まえれば、長期的にはチャレンジングな目標だ。ラインアップを絞ったことは購入検討時の分かりやすさという利点になる。CX―5の重要なキーワードだ。五つの価値としてワクワク、心地よさ、使いやすさ、安心、一目ぼれを訴求。例えば後部座席の広さや乗降性を大幅に改善するなど、市場のニーズに合わせて商品力を高めた。既存や新規を問わず、あらゆる顧客の心を一瞬でつかむための戦略を立てている」
 伸びしろもある。27年中に独自開発の本格ハイブリッドと、次世代ガソリンエンジン「スカイアクティブZ」の組み合わせを追加する予定。ディーゼルのような力強い走りを求める層を取り込みやすくする。電子基盤は将来、グーグルのAIアシスタントとの連携も可能で乗員を手厚くサポートする。さらに国内で扱うマツダ車では初めて、通常のガソリンに植物由来のエタノールを10%混ぜた燃料「E10」に対応。環境対応も見据える。
 国内全体の販売は3年続けて減り、昨期は15万台を割り込んだ。30年に目指す20万台へ、CX―5が反転ルートの先頭を切り開く。

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