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賃貸住宅建築などの大東建託(東京)は、安佐北区深川のJR下深川駅近くに商業施設「リベモール深川」の開発を計画している。計画対象面積は約1万7400平方㍍で、スーパーやサービス業など14事業者を誘致し、2027年4月ごろの開業を目指す。
駅北側の食協(南区)精米工場跡地で大型宅地・高陽ニュータウンのふもとに位置し、周辺にはスーパーのアルゾ高陽深川店や商業施設フジグラン高陽などが並ぶ。市に提出された出店計画書によると、鉄骨造の平屋4棟を今夏に着工する。最も大きいA棟(店舗面積3981平方㍍)には5事業者を誘致し、核テナントにスーパーのエブリイ(同1334平方㍍)が入る計画。B棟(同538平方㍍)は5テナント、C棟(同266平方㍍)には2テナントの入居を想定している。クリニックや美容院といった物販以外のサービス事業者に貸し出す建屋(同316平方㍍)には2テナントを募る。267台分の駐車場と105台分の駐輪場を備える。今年8月に建築確認申請を済ませる予定としている。
話題のお店を取材!
中区薬研堀でフレンチベースの洋食店「プティバルバール」を運営するオーナーシェフが4月9日にオープンした2号店。「食欲をかき立てる野蛮さ」をテーマに、薪(まき)火で仕上げる肉料理などを提供する。
「食材の水分を保ちながら芯までじっくりと火を通すため、炭火に比べてジューシーでふっくらと仕上がり、燻製(くんせい)のようなスモーキーな香りを楽しめるのが特長。かみ応えのあるTボーンステーキやラムフレンチラック(子羊の骨付きロース)はビールとの相性が抜群で、広島名物の生ガキは観光客からも好評です」
1号店の3倍ほどの70席で、薪火の調理風景が見えるカウンター席も用意。インバウンド需要の取り込みを狙い、広島の酒やワインも充実させる。
「一帯はオシャレな小売店が並ぶ中区有数のエリア。その場に見合うよう接客にもこだわり、感度の高い大人の社交場を目指します。普段よりもワンランク上のひとときをご提供できる店にしたいですね」
記者が注目する旬の話題
空中に留まり、瞬時にシュートを決める。スピードを争い、激しい攻守プレーに魅了されるハンドボール競技。1993年に流通大手イズミが創部した女子ハンドボール部に始まった「イズミメイプルレッズ広島」は、いまプロチームとして新たなステージに挑んでいる。
創部の前年。ひろしま国体の96年開催を控え、県体育協から当時、県ハンドボール協会の山下泉会長(ゼネラル興産社長)に実業団チーム設立を提案したのが発端。早速、山下会長は親交のあったイズミ創業者の山西義政会長と山西泰明社長に話を持ち掛け、とんとん拍子で進展した。
チームは快進撃を続け、7年連続のリーグ最多連覇記録を持つ国内有数の強豪チームにのし上がる。バブル崩壊後の低成長期は行政や地場企業、サポーターらに支えられてクラブチームに移行。2019年に再び実業団に復帰した。
日本ハンドボールリーグからプロとして世界を見据える「リーグH」参入を機に、昨年7月設立した「(株)メイプルレッズ」(東区)は現在、選手21人とプロ契約。創部の志を引き継ぐと同時に地域社会での存在価値を高める。ハンドボールは競技人口10万人弱。野球、サッカーなどの球技に比べてマイナースポーツだが、オリンピックの参加国数は上位にランクするなど、海外では人気が高い。
リーグHが要件とする平均観客動員1500人以上と黒字経営を掲げ、まずは3年以内に日本一を目指す。長期目標で世界トップチームを狙う。イズミCSM推進部部長を兼務するメイプルレッズの中川正太社長(43)は、
「リーグHの全要件を最も早くクリアする可能性が出てきた。選手21人はイズミの一般社員として9~15時の勤務後、2時間ほど練習に励む。チーム成績や個人のパフォーマンスなどの評価を基に月額報酬を受け取る。イズミとメイプルレッズで働く誇りを胸にプロの技、意識を磨き、選手、社会人ともに一流を目指してもらいたい」
プロチームは、何より強いことが経営に直結する。頂上の高さに達成感、やりがいが比例する。スポーツを通じて地域に貢献。企業イメージを高めてくれる影響力は計り知れない。社員の誇りと喜びを尊ぶパーパス経営はイズミの経営理念に通底する。
地域に密着した多店舗展開を図るイズミは女性の多い職場。ハンドボール部で活躍した長久直子さんは2月からゆめタウン吉田店店長を務める。創部の年に入社。11年にゆめマート五日市店店長を経て、女性管理職を増やすプロジェクトリーダーなどを務めた。女性だから無理という既成概念や思い込みの壁を地道に打ち砕き、実績を積んだ。
選手活動と仕事の両立は、いまでは想像し難い厳しさや難問にぶつかったのではなかろうか。トップの決断があり社員の真摯な姿勢が響きあって貴重な成果を手にした。
これまでは市内スポーツ施設などを転々としてきたが、昨年10月、西区商工センターに初の専用練習場として使える体育館「youmeアリーナ」が完成。主将の山本春花さん(27)は、
「生活リズムが整い、何より自主練できることが大きい。ケガの多いスポーツ。トレーニング環境を整えてもらった感謝を結果で示していく」
プロの決意をにじます。youmeアリーナは他の球技も使え、地域開放も予定。広島の誇りになってほしい。