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カープ応援談・サンフレッチェ応援談

カープ応援談

広島ホームテレビ 吉弘 翔 アナウンサー

 コロナ禍の影響でカープ選手への取材が、週に1回5分だけと規制されました。限られた時間で何を聞き、どう伝えるか。洞察力を鍛える日々です。
 新体制になって、佐々岡真司監督が2軍コーチ時に見ていた若手選手が台頭しています。今後新たなチームの活力になることでしょう。
 元高校球児で、小学校4年生から野球を始め、中学校では阪神の梅野隆太郎選手と同じクラブチームに所属。当時の夢はプロ野球選手でしたが、後にプロ選手となる彼との実力の差を痛感し、スポーツ実況で野球に関わりたいとアナウンサーを志しました。
 2016年、カープ25年ぶりの優勝ではビールかけの中継を担当。広島では四半世紀ぶりのことだったため準備に戸惑い、優勝当日に東京・蒲田のドンキホーテで衣装を買いそろえました。新井貴浩さんにマイクを向けると、「広島の皆さん!乾杯」と一番に県民に呼びかけていただいた。新井さんのファンへの想い、これがまさに鯉党に愛される理由だと感じました。
 鯉のレジェンドで言えば、私の入社と解説者デビューが同時期の前田智徳さんには恐れ多くも「吉弘くんは同期だから」と言ってもらい、中継を通して一流の考えを教えていただけます。実況時は常に、初めて野球を見聞きする小学生に向けて伝えることをイメージ。私自身がそうだったように、少年たちに実況を通してプレーの機微、解説者の考えを伝えたいと思っています。
 こういう時だからこそ、放送席から声を通して、視聴者に球場の熱や選手の一挙手一投足を逃さず伝えたい。

カープの独り言 未来の星

 カープが勝った日の翌朝の新聞を読むのは楽しみだが、私にはもう一つ小さな楽しみがある。それは新聞の片隅に掲載される2軍のウエスタンリーグでの戦績である。細かな状況は知り得ないが、行間からさまざまな情報が伝わってくる。
 そこで、若い3人の有望な打者についての話を書く。まず1年目だった昨季から今季まで、ずっと4番に座り続けている林晃汰(20歳)は昨季、日本人最多の7本塁打を放ったスケールの大きな左打ちの内野手である。おそらく2、3年後にカープの大砲候補として出てくると思う。
 そしてルーキー宇草孔基(23歳)は、今季1軍で開幕を迎えるはずだったが、登録枠の関係で2軍スタートになった。彼は、林とは違って天才肌の安打製造機である。DeNAの宮崎敏郎を左打者にしたような打ち方で、早ければ、今季中に1軍に登場してくる可能性がある。
 3人目は2017年ドラフト1位の中村奨成(21歳)である。今季、2軍ではスタメン捕手を毎試合入れ替えているが、その中で一番先発数が多かったのが中村だった。その理由である。実は、彼は17年夏の甲子園で1大会6本塁打の大会記録を作った。しかしそのことが災いし、振りが大きくなり雑な打撃が目立っていた。ところが今季から人が変わったように確実性が増し、巧打が光る。
 本人は言う。「変えたのは意識だけですよ」。カープファン待望の中村が、7月25日DeNA戦から1軍のベンチに座った。その姿に〝カープの未来〟が見える。
迫  勝則(さこ かつのり)
1946年広島市生まれ。山口大経済学部卒。2001年マツダ退社後、広島国際学院大学部長(教授)などを務めた。現在は中国放送「EタウンSPORTS」のコメンテーター。近著は「カープを蘇らせた男」、「マツダ最強論」。

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