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カープ応援談・サンフレッチェ応援談

カープ応援談

岡田工務店 岡田 栄治 社長

 名字が同じ岡田明丈投手が入団してからは、家族そろって「岡田」のユニホームを買って観戦へ。3年間ずっと着続けてきたのですが、知人から「お前は行くな」と言われるほど、ほぼ負け越し。今季、途中から新井選手のTシャツに替えたとたんに7連勝に。最終試合は黒星でしたが、来季にどちらを着て初戦に臨むのか、今から悩んでます。球場では岡田投手への応援が自分に向けられたように感じ、ぜひ頑張ってほしいです。
 父親もカープが好きでした。私がまだ子どもでカープに興味がない頃、父親から「我慢を覚えさせるため」と、1日に2試合のダブルヘッダーに無理やり連れて行かれたことがありました。今思うと、ただ父親が観戦したかっただけではと思います。負け試合が嫌いで、負けそうになると「カープ中継なんてつけるな」と言ってテレビを消させる。しかし結局気になって、トイレでぶつぶつ言いながらラジオを聞いていました。兄とは、江夏が優勝を決めたシーンを2人で何度も何度も再現させられました。私も江夏の役がしたかったのに、ずっとキャッチャーしかやらせてくれなかったのが懐かしいです。
 カープは家族や世代、ファン同士をつないでくれる存在で、共に思い出が紡がれていると感じます。カープのことを考えると、12年前に亡くなった父親を思い出すことも多い。私が子どもの頃の優勝時、父親は家にいなかったと記憶していますが、あのとき流川を気持ちよく飲み歩いていたのかなあと想像して楽しめるのも、カープがあってこそです。

カープの独り言 赤松と永川

 9月23、27日の中日戦。カープの2人の選手の引退セレモニーに感動したファンは多かったと思う。カープ25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、2017年オフに胃がん手術を行いながらグラウンドに戻ってきた赤松真人(37歳)、07〜09年に球団初の3年連続30セーブをマークした永川勝浩(38歳)である。
 赤松と言えば、瞬時のスキをついた走塁。それにスーパーマンのような縦横無尽の守備だった。外野にもう一人、守備の菊池涼介がいたと想像すれば分かりやすかったと思う。特に10年8月4日の横浜(現DeNA)戦。フェンスを越える大飛球を捕球したスパイダーマンキャッチは、日本だけでなく、全米の話題をさらった。観衆をワクワクさせるようなプレーが印象に残る。一方の永川は、03年に入団してからすぐに抑え役を担った。150キロを超える速球と落差の大きいフォークを武器に、00年代のカープ低迷期を孤軍奮闘で支えた。投球モーションは、決してスマートとは言えない変則型。筆者の記憶(印象)では、とにかくフルカウント、フルベースが多く、ファンをヒヤヒヤさせてくれた。しかし、それでも最後はキチンと抑える。言ってみれば、苦労する憎めない守護神だったのである。
 赤松と永川。2人に共通する言葉がある。それは、誰にもない〝強い個性〟である。その個性ゆえに、彼らのプレーが際立って、カープ野球を面白くしてくれた。2人が残した記録以上に、記憶に残る選手だった。やるせない一抹の寂しさを禁じ得ない。
迫  勝則(さこ かつのり)
1946年広島市生まれ。山口大経済学部卒。2001年マツダ退社後、広島国際学院大学部長(教授)などを務めた。現在は中国放送「EタウンSPORTS」のコメンテーター。近著は「カープを蘇らせた男」。

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